新井 進 議員が代表質問 府民の生活と営業を守り、無駄をなくし公正な府政を求めて論戦を展開
2004/02/24 更新
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2月24日、新井進府議が代表質問のトップに立ちました。
新井府議はまず、京都市長選挙での市民の共同の前進にふれ、京都の再生の方向を示したたたかいであったこと、日本共産党が今後も広範な市民との共同を大切にしその前進のために奮闘していく決意を明確にしました。
質問では、自衛隊のイラク派兵と年金制度の改悪、国民健康保険の問題、地方自治の本旨を破壊する「三位一体改革」など国の悪政と知事の姿勢を厳しくただしました。そして、府の強引な市町村合併押しつけをやめること、京都高速道路、木津川右岸運動公園、畑川ダム、舞鶴港和田ふ頭などのムダな大型公共事業をただちに中止することを求めました。学研都市開発問題では、公団の開発計画中止や研究所の撤退などの実態を示し、見通しのない投資は許されないと厳しく指摘しました。
さらに、中小企業対策、金融問題や会社更生法の適用を受けた京都交通問題にふれ、府民の足を守るために対策を求めました。少人数学級の実施問題では、「京都式少人数教育」の実施にあたって、市町村の選択に府教委が介入することのないように強く求めました。
食品表示への国民の信頼を失墜させた山城養鶏生産組合の卵虚偽表示問題では、「手ぬるい」とマスコミからも批判された府の対応を厳しく批判するとともに、山城養鶏への府の補助金が85年以降で3億5千万円にのぼり、養鶏関係の補助のすべての半分を占めていることも示し、府の見解を問いました。また、鴨川の環境保全の問題では、「林地開発の規制条例」や「水環境の保全条例」の制定を求めました。