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新たな鳥インフルエンザの発生に不安が広がる中  地元や各地の関係者を訪問・激励し、実情や切実な要求を聞き取る

2004/03/04 更新
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拡大 丹波町で新たな鳥インフルエンザが発生、まん延が疑われ、不安が広がっています。党府議団は、最初の浅田農産での発覚直後から地元を訪問し、聞き取りと対話を進めています。


 2月28日に続いて、3月4日には松尾孝団長と加味根史朗府議が、農民組合が開催した高病原性鳥インフルエンザ問題の丹波町懇談会に参加し、問題となっている浅田養鶏農場の周辺地域の農家のみなさんの声を直接聞き、現地調査(写真)も行いました。翌5日には、前窪義由紀、本庄孝夫両議員が福知山市域の関係者を訪問しています。

 4日の調査では、農家のみなさんから次々に不安と万全の対策を求める声が出されました。

・「府の調査にも問題があったのではないか。感染した鳥や卵の処分地は行政がしっかり管理してほしい。朝市の人気があったが、事件後は水菜などまったく売れない。風評被害は農作物にまで及んでいるのではないか。今年、産直の豆をつくろうと考えていたが、丹波産では売れないのではと思い、作付けをあきらめた」
・「ウイルスが飛散する心配はないのか。風評被害が出始めており、丹波町の米まで売れなくなるのではないかと心配している」
・「びっくり仰天していて、今は頭の中が空っぽで何も考えられない」
  
 防疫体制の強化で、これ以上のまん延を防ぐことに全力をあげること、移動制限区域内にとどまらない養鶏農家をはじめとする関係業者のみなさんへの損失補償を行うこと、鳥インフルエンザについての正確な情報をあらゆる形で徹底し、風評被害が出ないようにすることなど、更なる対策の強化が求められています。