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16日府議会本会議 鳥インフルエンザ対策費など補正予算と追加議案を採択    党府議団は巨大雨水貯水トンネル「いろは呑龍」工事締結契約と「丹後海と星の見える丘公園」土地取得に反対

2004/03/16 更新
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 16日の本会議で、開会中の2月定例会への追加提案議案の採択が行なわれました。今回の追加議案は、鳥インフルエンザ対策の8億円をはじめ、2003年度予算の最終補正となるものです。また、土地取得や工事契約案件など計32議案が提案され、党府議団は66号議案「桂川右岸流域下水道幹線管渠工事請負契約締結」と68号議案「財産取得の件(丹後海と星の見える丘公園(仮称)用地)」の2議案に反対し、他の30議案には賛成しました。


 66号議案は、工事費が約80億円、雨水の貯留管の計画ですが、河川改修の目途がたたなかった96年に計画、地下に8メートルもの巨大なトンネルを掘って水を一時貯めておくというものです。今では、新川、西羽束師川等の河川改修が具体的に進み、計画の前提が大きく変わっており、向日市域の水つき対策を早急に進めるために、また、府の財政状況を考えれば、総事業費500億円という工事計画は見直すべきであり、反対しました。

 68号議案は、そもそも丹後リゾート計画の中核施設として計画された公園ですが、国もリゾート構想の見直しを言い始めたように、丹後リゾート構想はすでに破綻しています。破綻を取り繕うために、規模を縮小し、「丹後海と星の見える丘公園」と名称を変えても、不要不急の事業に変わらず、府の財政が厳しいというならば、なおさら工事着手すべきではなく、工事着手を前提とした財産取得には反対しました。