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舞鶴市で美浜原発事故調査報告会を開催。約100人の市民が参加。

2004/09/24 更新
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 二十四日、日本共産党の国会議員団と京都府会議員団は、舞鶴市中総合会館で「美浜原発事故調査報告会」を開催、約百人の市民らが参加しました。

 
 吉田さゆみ・くらし福祉対策委員長のあいさつと松尾孝・党府会議員団長の活動報告のあと、吉井英勝・衆院議員が事故の調査状況を詳しく報告。事故の翌日に現場に入り、次の日には政府に「建屋の中にいた全労働者の健康調査をただちに行え」と申し入れたことや、事故の一ヶ月前に予兆があったこと、今回の事故は決して軽微でなく、重大事故に繋がる深刻な意味をもっていたことなどをリアルに説明しました。
 
 会場からの発言では、「宮津市から参加したが、原発に近くとても不安を感じる」、「ある関電の社員が、危険な仕事はみんな下請けに任せていたので、いつか重大事故が起こると思っていた、と言っていた」、「関電は大規模なリストラや首切りなど利益第一の経営を進めてきてこんな事故を起こし、許せない。もっと追及してほしい」、「自然エネルギーの開発をもっと進めてほしい」などの声が出されました。
 
 吉井氏は最後に、「原発に対する考え方は人によってさまざまだが、国民の九割が現在の原発は危険だと考えている。住民の安全を守るために、地域から共同のとりくみをすすめましょう」とまとめました。
 
 報告会には、山内佳子、光永敦彦両府会議員と、舞鶴市会議員らが参加しました。