24日 府議団は 舞鶴、宮津、加悦、大江を松尾団長ら調査 八木、園部、丹波、瑞穂、日吉を新井幹事長ら調査
2004/10/25 更新
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日本共産党の穀田恵二衆院議員は松尾孝府議団長、本庄孝夫府議、西脇郁子府議、後野和史舞鶴地区副委員長、舞鶴市議団、宮津市議団らとともに二十四日、前日に続き台風23号で大きな被害の出た京都府舞鶴市、宮津市などを回り被害状況を調べ、住民の要望を聞きました。
舞鶴市加佐地区では、行方不明者の捜索が続くなか、復旧作業も本格化。市もボランティアセンターを立ち上げるなか、日本共産党も約四十人が登録して奮闘しました。
同地区では家屋のほとんどが二階まで泥水につかりました。家財道具などのゴミを出す人に交じって、今年収穫したばかりの玄米をトラックで捨てにくる農民の姿もみられました。
同地区志高の日向輝行区長は、「何をどうしたらいいのか困っている。屋外の防災放送は風で全く聞こえなかった。防災無線を各戸につけてほしい」と要望を寄せました。
松尾孝党府議団長は「12人の府議団全員が被災各地に入って駆け回っている。一日も早く被災者が普通の生活を取り戻せるように支援体制を府に要請していく」と語りました。
穀田議員は、「電気が止まった酪農家が搾乳ができず、乳牛が乳房炎を起こしているなどの実態も聞きました。復興対策は多様な目配りが大切です。一戸の家を助けてこそ復興という立場で、寄せられた要望と実態をもとに、国に支援策を求めていきます」と話していました。
一行は舞鶴市役所、府丹後土木事務所、宮津市役所も訪問、激励するとともに緊急対策の必要な要望を伝えました。
宮津市では、徳田宮津市長とも懇談しました。