決算委員会総括質疑 台風23号災害対策、三位一体改革…新井議員 洛東病院問題…島田議員 府民の切実な声で知事を追及
2004/11/16 更新
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16日、2003年度の決算を審議してきた決算特別委員会の総括質疑が行われ、党府議団からは新井進幹事長と島田敬子議員が知事に質問をおこないました。
新井議員は、台風23号災害問題を取り上げ、被災者の生活再建のために、農林水産業や商工業などの被害に対して融資だけでなく、助成を強く要求しました。また、防災対策の検証とともに急傾斜地や土砂災害危険箇所への本格的対策を求めました。さらに、広域振興局かに伴う土木事務所の配置問題も追及、府の検証を強く求めました。
また、三位一体問題を取り上げ、国の地方交付税削減の動きと総務省に追随する知事の姿勢を厳しく批判しました。
島田議員は、洛東病院の廃止問題を取り上げ、廃止方針を凍結し、患者・府民の声を聞いて拡充・存続をはかること、京都のリハビリテーション医療体制の充実を求めました。
廃止反対の署名が2万1千名を超えたことを紹介するとともに、患者・家族からの「一言メッセージ」を知事が読んだのかと迫り、直接患者などの声を知事が聞くことを強く求めました。また、京都府のリハビリ体制の遅れを指摘、経営効率だけで「廃止」の結論を一方的に決めて押しつける府の姿勢を厳しく批判しました。