舞鶴港への米イージス艦入港を拒否せよ 府議団、知事に申し入れ
2005/02/05 更新
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米海軍イージス艦「フイッツジェラルド」が舞鶴港に寄港する予定であることが報道されました。府議団は4日、港湾管理者である山田知事に対して、寄港を拒否し、米軍などに同艦の同港への入港中止を要求することを求める申し入れを行いました。
今回の寄港は、ブッシュ政権のミサイル防衛戦略に日本を一層深く組み込み、イージス艦など米艦船の舞鶴港寄港の常態化をはかるものであり、絶対に許されません。申し入れには光永敦彦、原田完、山内佳子の各府議が参加し、府からは小石原範和府危機管理監が対応しました。
また同日、安保破棄京都実行委員会、京都平和委員会、原水爆禁止京都協議会、京都母親連絡会の役員が、イージス艦入港に反対する申し入れを府に対して行い、「海上自衛隊舞鶴基地への入港でも、港湾内を航行し、港湾施設を使う」と指摘し、1999年に米艦が入港届を未提出のまま入港した問題を取り上げながら、府民の安全を守るために、入港を拒否すべきだと強調しました。
対応した今井紳二企画理事主幹や港湾課職員は、入港届提出を求めていることなどを明らかにしつつも、「国の問題」「知事に伝える」と述べるにとどまりました。日本共産党の光永敦彦、山内佳子両府議が同席しました。