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予算委書面審査から(1) 3億2000万円を投入する京都府射撃場の鉛汚染について、府の説明責任と取組みの遅れを厳しく追及

2005/03/01 更新
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拡大 2005年度府予算案に、京都府射撃場(京北町)の鉛汚染の土壌撤去に3億2000万円(債務負担行為含め11億円)が提案されています。


 2月28日、加味根史朗議員は企画環境部の書面審査で、「11億円もの税金を投入する事業なのに府民にほとんど説明がされていないこと」「平成12年に全国で大問題になった時に各県はすぐに調査し、汚染土壌を撤去したのに、なぜ京都府はそうしなかったのか」と質問。
 企画環境部長は、「隠しているつもりはない」「それまで水質基準をクリアしてきた」などと答弁しました。加味根議員は、「そこが全国と京都の違い」と、神奈川県の事例をあげ、神奈川が環境基準以下の段階から対策を行ったことに比べ、「府の責任は重いのではないか」と追及し、府として、都合の悪いことを隠すのでなく、経過を明らかにし、府民に説明責任を果たすよう求めました。

写真は京都射撃場を調査する加味根・山内議員(04年7月)