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JR西日本の運転士・車掌のみなさんと懇談  城陽市内の奈良線の急カーブ地点を調査

2005/05/07 更新
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拡大 7日、府会議員団の前窪義由紀副幹事長と久守一敏議員は、吉井英勝衆院議員とともに、JR西日本の運転士、車掌のみなさんとの懇談を行いました。

 JR福知山線の脱線事故は、107名の尊い命が奪われるとともに多数の負傷者が出る大惨事となりましたが、原因の究明のなかで、JRの利益優先安全軽視の経営姿勢が明らかになっています。今回の懇談は、現場の皆さんの声を直接お聞きするために急遽設定されました。参加された運転士や車掌のみなさんからは、安全軽視の過密ダイヤの問題、ATS-Pの未設置問題や「日勤教育」などさまざまな問題が出され、JRの利益優先の実態がリアルに語られました。

 また、参加者から、JR奈良線の長池駅と城陽駅間にある急カーブ(半径250mで福知山線の事故現場より急)の危険性が指摘され、参加者は奈良線に乗車し現場を通るとともに、降車して現地を視察しました。

 今回の懇談と視察には、山村奈良県議ともに宇治市議団の川原、中路、帆足市議城陽市議団の奥村団長、矢口6区予定候補も参加しました。

 参加者は調査終了後打ち合わせを行ない、JRに危険箇所の総点検と改善を急いで求めるとともに、利益優先の姿勢の転換を厳しく批判していくこと、各自治体での取り組みも確認しました。

 写真は懇談会と長池駅北の急カーブ地点での調査