東海道線・奈良線の急カーブ地点や駅ホームを集中調査 転落死亡のJR長岡京駅は緊急対策が必要
2005/06/09 更新
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日本共産党京都府議団は、6・7日の両日、JR東海道線と奈良線の集中調査をおこないました。
6日は、乙訓二市一町の議員団、平松順子衆院比例近畿ブロック候補、石村かず子京都3区代表とともに、JR東海道線の山科、西大路、長岡京、山崎の各駅と、大山崎町のJR踏切の安全問題を調査しました。
今年3月と4月に転落事故が発生し、4月の事故では転落した男性と助けようとした男性の二人が通過列車にはねられて死亡した長岡京駅(長岡京市)。事故後も特急や新快速が上り下りの両ホームを時速百キロ以上で通過しますが、柵がホーム中央部にしかないなど、改善されていません。
調査では、ホ-ム下の退避スペースなどを確認しながら、駅員に駅員数や監視体制などをたずねました。駅員からは、事故のあった上りホームには、平日に一回しか列車が停車しないことなどが明らかにされました。
7日は矢口まさあき6区代表とともに奈良線の各駅と長池駅北側の急カーブを調査しました。六地蔵駅では車両とホームの間が大きく開いていることを確認。転落感知マットの作動について聞き取りをおこないました。奈良線には、委託駅が多く、事故の発生の危険性が心配されます。
府議団は、転落感知マットがほとんどの駅に設置されていないなどの問題点をまとめ、JRへの申し入れ、議会での追及を行っていくことにしています。