最終本会議で、島田けい子議員が「議案に対する討論」。議会運営のルールをふみにじる山田知事の再出馬表明に厳しく抗議
2005/12/16 更新
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16日の最終本会議で、島田けい子議員が「議案に対する討論」に立ちました。
島田議員は、提案された議案のうち、3件に反対し、他の議案に賛成であると表明。「京都府個人情報保護条例の一部改正案」については、「基本的人権を侵害する憲法違反の恐れの強いもの」として、条例改正案の撤回を強く求めました。
また、2004年度一般会計・特別会計決算について、(1)府民の切実な声に応えず、弱者に冷たい姿勢を続けている、(2)「民間で出来ることは民間で」「経営効率」最優先で、地方自治体の役割を切り捨てている、(3)福祉や暮らしをささえる予算を削減する一方で、ムダな事業や急ぐ必要のない事業をすすめていると反対の理由を表明。水道事業会計決算についても、過大な水需要予測を前提とした府営水道計画で、赤字を住民と市町村におしつけるものと反対しました。
島田議員は、耐震構造偽装事件や加茂町ゴルフ場へのフェロシルト問題で、二つの偽装を見抜けず、見逃してきた府の責任を厳しく指摘しました。
最後に、本日の本会議を利用した山田知事の再出馬表明について、議会運営のルールをふみにじって議会を私物化するもので、「府議会史上に大きな汚点を残すもの」として厳しく抗議しました。
採決の結果、一般会計補正予算案など37議案は、原案どおり可決されました。