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19日、航空自衛隊「奈良基地開庁記念行事」における自衛隊機の低空飛行に抗議、府に対応を求めて申し入れ

2006/05/19 更新
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 17日、京都府南部で自衛隊機が低空飛行を行い、その大きな爆音に府民から抗議と不安の声が寄せられています。党府議団は、関係市町の議員団、国会のこくた衆議院議員質と連携し、飛行訓練の内容を把握、府に対する申し入れを行いました。

 
 19日の申し入れは新井進幹事長、光永敦彦総務常任委員が行い、山田知事に対する申し入れ(全文下記)を小林企画理事付参事に手渡しました。


京都府知事 山田 啓二 殿

航空自衛隊「奈良基地開庁記念行事」におけるブルーインパルス等の飛行について

   2006年5月19日 日本共産党京都府会議員団 
                               団長 松尾 孝 


 航空自衛隊は、5月20日に奈良基地において、「奈良基地祭2006」開設50周年記念としてブルーインパルス等の「祝賀飛行」を行い、17,19日の訓練飛行を含め京都府南部上空を航過するとしている。すでに17日に訓練飛行が行われ、府南部地域の住民からは、「耳をつんざくような突然の轟音にビックリした」などの騒音被害等に対し中止を求める怒りの声があがっている。
 この件についての照会に対し、昨日、京都府は「自衛隊からの事前連絡はいっさい受けていない」としている。これでは地域住民と府民生活の安全・安心を守ることはできない。
よって、知事におかれては、次の点で緊急の対応を行われるよう強く求めるものである。

 一、京都府域において、上空通過の予想される市町は3市5町におよび、騒音被害など府民生活への影響は重大である。よって、府として航空自衛隊及び航空行政を所管する国土交通省に対し、「祝賀飛行」及び訓練飛行の中止など、住民生活の安心・安全を確保するよう厳重な申し入れを行うこと。

 一、住民生活に重大な影響を及ぼす今回のような事態について、関係府県への通知すらされていないなどの事態は重大である。航空自衛隊及び国土交通省に対し、今回の経過についての説明を求め、同様の事態を繰り返さないよう対処すること。


以上