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7月5日 6月府議会 「北朝鮮ミサイル発射に抗議する緊急決議」

2006/07/05 更新
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 本日開かれた6月定例府議会本会議質問の議事の冒頭で、「北朝鮮ミサイル発射に抗議する緊急決議」が全会一致で採択されました。また、梅木紀秀議員は代表質問の冒頭でミサイル発射を厳しく批判、厳重な抗議の意を表明しました。

北朝鮮ミサイル発射に抗議する緊急決議

我が国政府の情報によると、本日未明より数回にわたり、北朝鮮から弾道ミサイル又は何らかの飛翔体が発射されたと考えられるとのことである。
同国は、平成10年8月、我が国を通過するテポドン1号を基礎とした弾道ミサイルの発射を行っており、今回、我が国を含む関係各国によるかねてからの警告にもかかわらず発射を強行したことは、平成14年9月の日朝平壌宣言に反するとともに、昨年9月の六者会合の共同声明とも相容れない国際法上問題のある暴挙であり、大惨事につながりかねない極めて危険な行為であると認識せざるを得ない。
 特に、京都府は、国際貿易港「京都舞鶴港」をはじめ日本海に面して多くの港湾、漁港を擁し、その海域では多数の船舶や漁船が航行、操業しているなかで、このような暴挙は、京都府民の生活と安全を脅かすとともに、日本と環日本海諸国が平和と安全を希求していく上で、極めて遺憾な行為であり、京都府民の生命と財産を守る立場から厳重に抗議するものである。

以上、決議する。

平成18年7月5日
                                                   京都府議会