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6月議会 梅木議員が代表質問

2006/07/05 更新
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拡大 代表質問にたった梅木紀秀府議は、冒頭で北朝鮮のミサイル発射に強く抗議した上で、府民の暮らしの実態や切実な願いを背景に、府政の緊急課題を追及しました。


乳幼児医療費助成制度の拡充では、六月補正予算では検討費が計上されただけだと指摘し、知事が今年一月に「補正予算で」と述べたことや知事選での公約に触れ、「ただちに実施すべき」と強く迫りました。山田知事は「検討費を予算化した」の一点張りで実施時期を明らかにせず、梅木府議は実施を強く求めました。
高齢者の大幅負担増では、税制改悪での負担増に加え、十月実施の医療改悪での高齢者医療費の大幅値上げの問題を取り上げ、低所得の高齢者には一割負担を維持する措置を講じよと山田知事に迫りました。障害者福祉では、障害者自立「支援」法により、共同作業所に通う障害者に退所を含む深刻な影響が生じていることを、党府議団の調査に触れながら指摘。「応益負担」の撤回を国に求めよと迫るとともに、府として施設に対し緊急支援策の実施を求めました。

北部の医師不足の問題では、府の対策の遅れを批判。▽府内の医師配置の実態調査実施▽京都大、民間病院、医師会、市町村との医療対策協議会の設置▽地域医療を担う医師を派遣できるシステムづくり一などを提案。山田知事は「医師バンク充実」など従来からの答弁を繰り返しました。
口舞鶴の日本海精錬による大気汚染と鉛の土壌汚染の問題では、知事は「土壌の入れ替えを開始する」と答弁。党議員団の一貫した追及にようやく汚染除去の対策実施を約束しました。その他、梅木府議は、▽一部の大規模経営農家だけを対象にした経営安定対策法の問題と府の支援などの問題を取り上げました。

質問と答弁の大要は、こちらです。