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今年も大量発生 大型クラゲ被害調査を実施

2006/09/15 更新
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拡大 ここ数年大量発生し、漁業に大きな影響を与えている大型クラゲが、今年も8月下旬から確認さました。9月に入り大量に定置網等に入るようになり、作業と漁獲に影響がでています。

 日本共産党府会議員団は、9月7日午後に原田完府会議員(農林商工常任委員)が、吉田さゆみ衆院京都5区候補とこくた恵二衆議院議員(代理)と共に舞鶴市漁業協同組合と京丹後市の三津漁業生産組合を訪問し被害の状況を調査しました。
 調査時点でも連日500~1000匹程度のクラゲが網に入り、三津生産組合や伊根町の蒲入の経ヶ岬側の定置網は、破損防止のために網を上げています。舞鶴市漁業協同組合でお話しをうかがった武田康司参事は、「昨年の10月から12月は、漁獲高が前年の5分の1まで落ち込んだ。今年も(大量発生の)本格シーズンとなる10月以降が心配」と語られましたが、毎年の被害に関係者は頭を痛めておられます。
 原田議員は、「(クラゲ対策の)改良網以外の対策漁具も府の補助対象となるよう府議会で求めたい」と、関係者を激励しました。
 
写真右は 昨年9月の被害の状況 定置網に大量にかかる大型クラゲ(府立海洋センター提供、舞鶴市野原)
写真左は、舞鶴市漁協での聞き取り調査の様子