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西脇郁子議員が代表質問

2006/12/06 更新
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 6日の府議会12月定例会で、日本共産党の西脇いく子府議が代表質問に立ちました。

 
 青年雇用問題で西脇府議は、円山青年一揆での若者の声も紹介しながら「青年を使い捨てにする企業のやり方は許されない。権限の有無に関わらず、府は違法一掃と正規雇用の拡大に正面から取り組むべきだ」と要求。知事は「正規雇用の促進を条例改正に盛り込む」と答弁しました。
 
 また、西脇府議は、児童相談所の職員の体制強化、教育基本法、子どもの医療助成制度の拡充など、子どもに関わる問題について質問。
 長岡京市でおこった児童虐待死事件をうけ、「児童福祉司の変則勤務体制の中止、京都・福知山児相の虐待対応チームの専任化も緊急課題として実施すべき」と求めました。
 教育基本法について、西脇府議は「やらせ」問題など、法案提出の根拠が崩れ、審議がつくされていないもとで採決強行は許されないと指摘。全国一斉学力テストと学校選択制を併せて実施している東京都の学校序列化の事例を示し、これが競争教育をいっそう激化させるものであり、いじめ問題などにさらに拍車をかけると強調。「全国一斉学力テストへの参加をやめるべき」と求めました。
 これに対して、知事も教育長も、競争激化をまねく学力テストの実態を認めない不誠実な答弁をくり返しました。
 
 西脇議員は、この他にリハビリ医療の制限、介護保険で車いすや介護用ベッドの取り上げ、障害者自立支援法などについて質問。
 知事は、介護ベッド取り上げについて、実態調査をし「国に制度改定を働きかけるとともに、国の改定の動向をみて対応する」と答えました。
 
 最後に、西脇府議は、九月議会で京丹後市選挙区定数が削減された定数是正問題で、京丹後市議会が京都府議会に宛てた決議文を議長が門前払いにした対応を厳しく批判。「京丹後市会の決議を真摯に受け止め、定数是正は白紙に戻すべき」と求めました。

質問の大要は、こちらです。