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府議会の民主的改革について申し入れ

2007/05/31 更新
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 日本共産党京都府会議員団(新井進団長)は、31日、府議会議長に対し、「京都府議会の民主的改革についての申し入れ」を行いました。


 申し入れでは、5月臨時府議会で新しい議会構成等が決まったことを受けて、「府政をチェックする機能をしっかりはたし」、「不断に議会改革をすすめることが強く求められている」として、府議会の当面の民主的改革について、具体的に提案しています。

 申し入れの全文は下記のとおりです。

京都府議会                              2007年5月31日
 議長 家元 丈夫 様           
                                                          日本共産党京都府議会議員団
                                                               団長 新井 進                   
  

    京都府議会の民主的改革についての申し入れ

 5月臨時府議会で新しい議会構成等が決まった。今回の臨時議会に対し、マスコミ等から「1分議会」、「会期延長」問題等で厳しい批判が出された。今日、府政をチェックする機能をしっかりはたし、府民の声が反映される「開かれた議会」とするために、不断に議会改革をすすめることが強く求められている。府議会の当面の民主的改革について、以下の事項を申し入れるものである。

                      記

1、議会の構成にあたっては、議長、副議長、常任・特別委員会の正副委員長は、各会派の議員数に応じた配分を原則にしたルール化を図り、改選後の5月臨時議会は、会期を1日~2日とすること。
2、新聞報道によると、与党会派が常任・特別委員会等の人事変更のため、毎年5月に臨時議会を開くことを検討しているとのことだが、新たな経費負担が生じることなどにより賛成できない。
3、地方自治法改正で認められた「一人の議員が複数の常任委員会に参加できる」規定を活用すること。
4、委員会での「少数意見の留保」は、1人でも可能にすること。
5、府議会諸費用について見直すこと。
(1)政務調査費の収支報告書は、すべての領収書の添付を義務付けること。
(2)費用弁償(公務諸費)は、廃止すること。
(3)海外調査、管内外調査(委員会調査)は、いっそう改革すること。
(4)議員報酬を縮減すること。