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中川自民党衆院議員に 新たに水路”不法占用”疑惑も浮上

2007/06/29 更新
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 28日、6月議会常任委員会が開かれました。日本共産党の梅木紀秀議員は、建設委員会で自民党・中川泰宏衆院議員の建築確認未申請問題を、新井進議員が総務委員会で同氏の不動産取得税未払い問題をただし、新たに水路“不法占用”疑惑も浮上しました。

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 梅木議員は、中川氏宅への府の立ち入り検査で、「敷地内には建築確認を得た建物はない」(建築指導課)ことを確認したことを踏まえ、「建築確認を受け、検査済証を受けてからでないと着工できないのに、現に着工している」と建築基準法違反を指摘。厳正な対応を求めました。
府は、中川氏に提出を求めた報告書の「内容を吟味して必要な措置をとる」との態度に終始しました。
さらに梅木議員は、中川氏宅に隣接する水路(普通河川・中野谷川)をコンクリートでフタをして駐車スペースにするなど、私的に利用している実態を指摘。「許可なく不法に使用されている」として府に調査を求めました。 南丹市は「府の判断を待って、市も判断したい」としています。

中川氏が固定資産税だけでなく不動産取得税も払っていなかった問題を総務委員会で新井議員が追及。同氏の自宅と事務所計三棟の不動産取得税納税通知書が、二十六日付で送付されたことが明らかになりました。
 新井議員は「公人としての社会的責任をきちんと果たす」よう厳格な対処を求めました。

 写真は許可なく水路上に設置された建物と駐車スペースに占用されている部分