27日、前窪義由紀府議 本会議で一般質間 耐震助成・山砂利跡地への産業廃棄物の対策強化、天ケ瀬ダム再開発計画の見直しを求める
2007/09/28 更新
[ 京都府会情報 ]
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前窪義由紀京都府議は二十七日、府議会本会議で一般質間にたち、山田啓二知事に耐震改修助成の拡充や、山砂利跡地への産業廃棄物の対策強化、天ケ瀬ダム再開発計画の見直しを求めました。
前窪府議は、地震対策の要である木造住宅の耐震改修助成が進んでいない実態を取り上げ、府の木造住宅耐震改修補助金制度について、今年度の実施見込みが府内で二市のみだと指摘し「実施困難な市町村を支援し制度の普及を急ぐべきだ」と強調。府として工事費の上限や要件である密集住宅地の緩和など、補助の対象条件を広げて使いやすい制度に改善を図るべきだと迫りました。
府当局は答弁で、「市町村と協力しながら進めたい」と述べるにとどまりました。
府南部の山砂利採取跡地や採石場跡地への産廃の持ち込みについて、前窪府議が市民の不安を示し、業者に完全撤去をさせるよう要求。跡地の埋め戻しをいったん中止させ、地下水と土壌の調査を行うよう強く求めるとともに、埋め戻しも敷地内での土砂移動に制限するなど根本的な対策をすべきだと迫りました。
淀川水系河川整備計画原案の問題点や天ケ瀬ダム再開発問題では毎秒千五百トンの放流による危険性を指摘し、府が国土交通省近畿整備局や淀川水系流域委員会に意見をあげるよう求めました。
質問と答弁の大要