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12月議会 議案討論  加味根史朗議員

2007/12/22 更新
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 12月議会最終日、加味根史朗議員は、府提出の一般会計及び特別会計決算、水道事業会計決算、京都府公立大学法人化に伴う議案六件、桂川右岸流域下水道幹線管渠工事請負契約変更の件のあわせて九件に反対し,その他に賛成する討論を行ないました。

  加味根議員は決算認定に反対する三つの理由を指摘しました。第一に、国の構造改革政治が府民生活と京都経済を直撃し、ワーキングプアの増大や自殺者の急増など格差と貧困が広がっている中で、暮らしに直結するきめ細かな多くの事業が廃止されるなど、府民と中小企業に痛みと犠牲を押し付けた決算となっている問題をあげました。
 
  第二に、加味根議員は、信号機設置要望に応えず交通事故の危険を事実上放置してきたことや、城陽山砂利跡地の産業廃棄物処理の覆土方針など、安心安全と程遠い問題となっていることを指摘しました。
 
  第三に、加味根議員は、府民には犠牲を押し付けながら、京都市内高速道路や和田埠頭建設、学研都市建設、丹後海と星の見える丘公園、畑川ダムなど税金のムダづかいを続けていることを指摘しました。
 水道事業会計決算は、乙訓府営水道事業が過大な水需要に基づいて関係市町や住民に重い負担を押し付けている問題を指摘し、認定に反対しました。
 京都府公立大学法人化に伴う六件は、大学構成員による大学自治が形骸化される恐れが強く、両大学の内部合意や府民合意が到底出来ていないことを指摘し、反対しました。
桂川右岸流域下水道幹線管渠工事請負契約変更の件は、呑龍雨水貯留トンネル計画ですが、河川改修によって安価に治水対策を進めることができるものであり、反対しました。

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