日本共産党府委員会と京都府・市議団が共催で、肝炎問題の報告・相談会を開催
2008/05/18 更新
[ 府民運動 ]
この記事は 3 分で読めます。
日本共産党京都府会議員団は、5月18日午後、京都府委員会、京都市会議員団と共催で、薬害肝炎被害者の救済とウイルス性肝炎の最新治療について報告・相談会を開催しました。これは、薬害肝炎訴訟大阪弁護団と小畑達郎医師(宇治徳州会病院消化器内科部長)の協力を得て開催したものです。
会場には1時間前から参加者が次々と集まり、開会時には会場はいっぱいの110名が参加。4人の弁護士さんに協力いただいた個別相談にも30名を越える申し込みがあり、薬害肝炎と肝炎患者の苦悩の深刻さと被害者救済対策と最新医療に対する関心の高さを示しました。
「相談会」では、こくた恵二国対委員長が主催者を代表して「共産党として、今国会で肝炎対策基本法を実現するため全力をあげる。力をあわせて取り組もう」とあいさつ。小畑達郎医師が「肝炎の診断・治療の最新情報」、弁護団の田辺保雄弁護士が、「C型肝炎訴訟の経過と課題」と題して講演。さらに、府市議団を代表し、松尾孝京都府議が、地方議会での患者支援を求める取り組みと、フィブリノゲン製剤等の投与の証明入手への支援の取り組みなどについて報告しました(写真は報告する松尾府議)。
これらの講演・報告の後、弁護団による個別相談、小畑医師や議員を囲んでの医療と患者支援施策などについての懇談に移行。参加者は、医師や弁護士さんの丁寧な相談に、「元気になりました」、患者支援に「共産党さんに、いっそうがんばってほしい」などと、感想を寄せて下さいました。
府会議員団では、会場で出された意見や相談について、今後、府の肝炎対策に反映できるように取り上げるとともに、「投与証明」の入手への援助などの取り組みを一層強化することにしています。