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党府議団が、ダム建設推進の淀川水系整備計画案問題で抗議声明を発表。知事への緊急申し入れも

2008/06/24 更新
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●080624.JPG 24日、党府議団は、近畿地方整備局による4ダム(大戸川、丹生、天ヶ瀬再開発、川上)建設を推進する淀川水系整備計画案の発表に抗議する「声明」を発表しました。
 また同日、山田知事に対しての「緊急申し入れ」を行ないました。
「声明」では、整備計画が30年にわたる淀川水系の治水・利水・環境整備の基本を定め、数千億円以上の公共事業のあり方に関連する重要な計画であり慎重な論議が求められること。整備局が、諮問委員会の流域委員会が積み重ねてきた論議を踏みにじり、「ダムありき」で整備計画案発表を強行したことは河川法の理念にも反するものであることを明らかにし、強く抗議するとともに計画案の撤回を求めています。
 知事に対する「申し入れ」は、整備局が計画案を関係府県の知事に送付し、意見を求めていることから行ったものです。
 申し入れでは、知事が整備計画案の撤回を整備局に求めるとともに、①ダムを建設した場合の府負担金額や築堤などの代替措置費用など河川改修に関する全ての情報を明らかにすること ②整備計画案に対して意見を表明する場合は、府議会に諮るとともに、府民からの意見聴取を行うことを求めています。
 申し入れは梅木紀秀、前窪義由紀副団長が行ない、府は神敏郎建設交通部長が応対し、「市町村の意見も聞く。当然住民のみなさんの意見も聞かなければならない」と答えました。
抗議声明の全文はこちら
知事への申し入れ全文はこちら