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京丹波町への汚染土壌持ち込み計画で、現地調査と反対運動激励

2008/08/27 更新
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 京丹波町の国道9号線沿いの土地に、猛毒のPCB廃棄物や汚染土壌が持ち込まれようとしていることが25日の京丹波町議会の全員協議会で明らかになり大きな問題になっています。地元では、反対の住民集会や署名活動が急遽計画されており、27日には松尾孝京都府議が山田均、東まさ子京丹波町議員と現場の調査、関係地域の住民訪問、南丹保健所への申し入れを行ないました(写真は現地調査し、住民を激励する松尾府議、京丹波町議ら)。
 持込を予定している業者は、京都市に本社がある不動産開発会社の「シスコ・アセット・マネージメント」。神戸市でのマンション開発時に出土したPCB汚染の電気機器や土壌、ドラム缶1414本分、神戸市で保管していたものを移動させる予定です。この会社は3年前にも京丹波町への持込を計画し、強い反対で断念していたものです。
 現場調査には、党議員と住民11名が参加。府立須知高校の西側、国道9号線に面し通学路でもあり、車両や人の通行も多いところで、参加者からは「とんでもない」と怒りの声があがりました。
 その後、松尾議員らは地元の区長、副区長さんを訪問、「非常に迷惑」「神戸市で何とかならないのか」との声を聞き、反対運動を激励しました。地元では29日に反対集会が行われる予定です。
 松尾議員は、京都府の南丹保健所を訪問、その後本庁で府生活環境部の担当者からの聞き取りを行ない、「府が町と協力し絶対に持ち込ませないように」と強く求めました。