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京都・学費ゼロネットが府議会各会派に要請行動

2009/02/10 更新
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 京都の学費ゼロネット(佐伯宗信代表)が、2月10日、「大学における高学費問題の改善」について府議会から国への意見書提出、府として「経済危機に対応し、緊急の修学支援を行うこと」、「京都府独自の奨学金制度を創設すること」を求める請願提出に向け、京都府議会の各会派へ要請を行いました。
 要請には5大学から20人の学生が参加し、「兄弟が3人いて学費負担が厳しいが、親の収入が奨学金の基準より少し多くて借りられず困っている学生がいる」(京都橘大)、「学部で2人が学費が払えず大学を辞めた」(立命館大)、「下宿代が負担できず、2時間かけて通学する学生など、遠距離通学も多い。昼は大学、夜はバイト。学費負担が軽くなればもっと研究できるのに」(佛教大)、「芸術学科の学費が160万円に値上げされた。これ以上バイトで稼ぐのは無理。京都府独自の奨学金をつくって、学生を救ってほしい」(精華大)など各大学で取り組んだ「学費実態調査アンケート」へ寄せられた学生の実態を告発しました。
 要請に応じた日本共産党京都府会議員団新井進団長は「高学費は個人の問題ではない。学生支援は、国、社会を支える人づくり。国の流れを変えたい。府に対しても無利子奨学金制度、高校・大学の初年度納付金の緊急無利子貸付制度を求めている。ともにがんばりたい」と激励しました。