5月臨時議会が30日未明に閉会し、日本共産党府会議員団は新井進団長名で「2009年5月臨時議会を終えて」を発表しました。
この議会では、新型インフルエンザ対策の補正予算などが可決されました。日本共産党府議団は独自調査も行ない、知事に対し2度にわたって申し入れるともに、商工労働観光常任委員会で損失補てん措置を求めるなど、新型インフルエンザの影響から府民の暮らしと営業を守るため、奮闘してきました。こうした中で閉会本会議では「新型インフルエンザ対策に関する意見書」が全会一致で可決されました。
また、提案された議案のうち、「京都府府税条例の一部を改正する専決処分について承認を求める件」、「職員の給与等に関する条例改正の件」に反対しました。前窪義由紀議員(宇治市・久御山町)が本会議討論に立ち(写真)、反対の理由を明らかにしました。
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5月臨時議会では、常任委員会、特別委員会の構成が行なわれました。日本共産党議員の新しい所属委員会を紹介します。
◆常任委員会
総務常任委員会 前窪義由紀
府民生活・厚生常任委員会 光永敦彦 西脇郁子
文教常任委員会 山内佳子 上原裕見子
商工労働観光常任委員会 加味根史朗 原田完
農林環境常任委員会 松尾孝 迫祐仁
建設交通常任委員会 梅木紀秀
警察常任委員会 新井進
◆特別委員会
少子高齢社会・青少年対策特別委員会 加味根史朗 上原裕見子
京都再生・ブランド戦略特別委員会 原田完 迫祐仁
地球温暖化対策特別委員会 松尾孝 山内佳子
防災・暮らしの安心安全対策特別委員会 梅木紀秀 西脇郁子
関西広域連合(仮称)に関する特別委員会 新井進 前窪義由紀 光永敦彦
5月臨時議会開会日の26日、日本共産党府会議員団は、知事に「新型インフルエンザの影響に対する緊急経済対策の申し入れ」を、府議会の議長と各会派に「議会構成の正常化についての申し入れ」を行ないました。
詳しくは、トピックの該当の項目をご覧下さい。
5月臨時議会が26日に開会しました(29日閉会予定)。
この日、日本共産党府会議員団は、新型インフルエンザ対策に関する申し入れの第2弾として、「新型インフルエンザの影響に対する緊急経済対策の申し入れ」を山田知事あてに行ないました。
新型インフルエンザ感染患者の確認依頼、修学旅行のキャンセルや学校休校にともない、観光関連業や給食関連業者をはじめ、府内の経済活動や中小零細業者の経営に多大な影響が出ています。「申し入れ」では、△緊急の実態調査を行なうこと、△損失補てん措置を緊急に講じること、△関係市町村と協議し国保料(税)や固定資産税などの支払い猶予措置を設けること、△無利子・無担保・無保証人の緊急融資制度を創設するとともに、既存の融資の返済猶予措置を講じること、△国に対して「緊急休業補償制度」の創設や必要な財源を求めること、などを要望しています。
申し入れには、新井進団長、前窪義由紀、光永敦彦、加味根史朗、原田完、西脇郁子、迫祐仁の各議員が参加しました。応対した麻生純副知事は、「すそ野の広いところで影響が出ている。やれることはきちんとやっていく」と述べました。
またこの日、日本共産党府議団は、家本丈夫府議会議長に「議会構成の正常化についての申し入れ」を行ないました。これは、府議会で長期にわたり「与党会派」によって、議長、副議長、議会選出監査委員、常任・特別委員会の正副委員長から日本共産党を排除するという異常な事態が続いている中で、民意を反映した構成により、府議会の役割が果たせるように申し入れたものです。
また、議長あてと同趣旨の申し入れを、自民党、民主党、公明党、京都創生フォーラムの各議員団に対しても行ないました。
「新型インフルエンザの影響に対する緊急経済対策の申し入れ」全文はこちら
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日本共産党京都府会議員団は20日、山田知事あてに「京都衛生専門学校問題の早急な対応を求める申し入れ」を行ないました。詳しくは、トピックの該当の項目をご覧下さい。
日本共産党京都府会議員団は20日、山田知事あてに「京都衛生専門学校問題の早急な対応を求める申し入れ」を行ないました。
京都衛生専門学校は今年4月2日、京都地裁より校舎及び土地について立ち退きの強制執行を受け、多くの入学予定者や在校生が入学金や授業料の返還を求めているにもかかわらず、学校側は一切返還しないまま今日に至っており、大きな問題になっています。京都衛生専門学校は、京都府の認可校であり、認可責任のある知事に対して、学校の設置者に入学金・授業料をすみやかに返還させるとともに、これまでの指導の経過などを明らかにすることを求めたものです。
申し入れには、前窪義由紀、山内佳子、西脇郁子、上原裕見子の各議員が参加し、府側は山内修一文化環境部長が対応しました。
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日本共産党京都府会議員団は20日、山田知事あてに「新型インフルエンザ対策のいっそうの充実を求める緊急要望」を申し入れました。詳しくは、トピックの該当の項目をご覧下さい。
日本共産党京都府会議員団は20日、山田知事あてに「新型インフルエンザ対策のいっそうの充実を求める緊急要望」を申し入れました。新型インフルエンザの感染が近隣府県に広がり、京都府としても予断を許さない事態が続いている中で、今後、一定期間を見据えた抜本的な体制整備が求められることから、緊急に行なったものです。申し入れには新井進、前窪義由紀、光永敦彦、山内佳子、西脇郁子、上原裕見子の各議員が参加し、府側は浅田良純健康福祉部長が対応しました。
日本共産党府議団の「緊急要望」は、①情報提供・啓発の強化、②「発熱相談センター」など相談体制等の充実、③医療体制等の充実と支援、④低所得世帯の負担軽減など医療負担等の対策、の4点を求めています。
府議団の「緊急要望」全文はこちら