10月19日、KBSテレビに みつなが敦彦・上原ゆみ子府議が出演
10月19日(日)午前10時から11時、KBS京都テレビで府議会広報番組が放映されます。今回は、府民生活・厚生常任委員会で「消費者目線での行政の役割――安心・安全な消費生活のために」がテーマです。
日本共産党府会議員団から、みつなが敦彦議員、上原ゆみ子議員が出演します。ぜひご覧ください。
なお、再放送は20日(月)の午前9時半から10時半です。
10月19日(日)午前10時から11時、KBS京都テレビで府議会広報番組が放映されます。今回は、府民生活・厚生常任委員会で「消費者目線での行政の役割――安心・安全な消費生活のために」がテーマです。
日本共産党府会議員団から、みつなが敦彦議員、上原ゆみ子議員が出演します。ぜひご覧ください。
なお、再放送は20日(月)の午前9時半から10時半です。
9月定例議会は10月10日に閉会。この本会議での意見書、議案討論や、意見書採決結果一覧などをアップしました。
詳しくは、「トピック」の該当欄をクリックしてください。
10月10日の9月定例議会閉会本会議で、西脇いく子議員(京都市下京区選出)が意見書討論、原田完議員(京都市中京区選出)が議案討論に立ちました(写真、上から)。
今議会には、開会本会議で全会派一致可決した「事故米の不正規流通事件に伴う食の安心・安全の確保に関する意見書」に加え、最終本会議では日本共産党府議団提案の「原油価格高騰への抜本対策を求める意見書案」「食の安全と食料自給率に関する意見書案」「生活保護の老齢加算、母子加算の復活を求める意見書案」「福祉・教育・暮らし充実のため、地方財源の保障を求める意見書案」「新テロ特措法の延長に反対する意見書案」の4意見書案をはじめ、計14意見書案が提案されました。共産党府議団は、4会派提案の「地方財政の充実・強化を求める意見書案」は消費税増税に道を開くものであることから反対し、他の意見書案には賛成しました。西脇議員が意見書討論で、議員団の立場を明らかにしました。
今議会には、一般会計補正予算をはじめ、18議案が提案されました。わが党議員団は、第6号議案「建築基準法施行条例一部改正の件」は建築確認申請手数料を3~4倍に引き上げるもので、反対し、他の17件に賛成しました。原田議員が議案討論で、議員団の立場を明らかにしました。
西脇議員の意見書討論大要はこちら
原田議員の議案討論大要はこちら
意見書案の採決結果・請願一覧はこちら
それぞれの意見書案の全文はこちら
10月3日、9月定例議会本会議で、日本共産党・みつなが敦彦議員(京都市左京区選出)が一般質問に立ちました。
みつなが議員は、地域医療問題について質問しました。舞鶴医療センターの産科の中止、京丹後市立弥栄病院の産科医不足、公立山城病院の救急患者受け入れ停止をはじめ、全域で地域医療崩壊というべき深刻な実態が広がっています。みつなが議員は、総務省が昨年末に「公立病院改革ガイドライン」を発表し、「経営効率化」、「再編・ネットワーク化」、「経営形態の見直し」の三つの視点の具体化を各自治体に求めていることについて、「ガイドラインを先取りで実施したところで、医師不足がいっそう深刻化し、地域医療の確保ができない事態になっている」として、府として市町村に、ガイドラインの押し付けや具体化を求めるべきでないと、知事の基本姿勢をただしました。そして、「自治体病院の果たしている役割をどう認識しているか」と知事に問い、府としての医師確保をはじめとする支援策の強化を求めました。
また、みつなが議員は難病対策について質問。先天性胆道閉鎖症という難病は20歳までは治療費に対する支援が一定講じられているものの、20歳の誕生日を迎えたとたんに打ち切られます。このため、患者の切実な声も紹介し、「重い経済的負担をどう受け止めるか」と問い、負担軽減策のある特定疾患治療研究事業の対象となるよう求めるとともに、府独自策や障害者手帳の交付対象となるように国に働きかけることなどを求めました。
知事、理事者は、府の独自策についてはこたえなかったものの、国にたいしては「強く働きかけていきたい」とこたえました。
みつなが議員の質問と答弁の大要はこちら
開会中の9月定例議会は、9月29・30日に代表質問、10月1・2・3日に一般質問を行ないました。29日の新井進議員団長の代表質問と答弁要旨、10月1日の上原ゆみ子議員、2日のかみね史朗議員、3日の みつなが敦彦議員のそれぞれの一般質問と答弁要旨をホームページにアップしています。詳しくは「トピック」の該当欄をクリックしてください。
10月2日、9月定例議会本会議で、日本共産党のかみね史朗議員(京都市右京区選出)が一般質問に立ちました。
かみね議員は、3年目の見直しの時期にあたる障害者自立支援法の問題について質問しました。「応益負担の制度は障害者の生きる権利を踏みにじるもの。政党助成金をやめればすぐに廃止できる」として、「応益負担の撤廃を国に求め、府独自に低所得者の負担をなくすべき」と強く迫りました。また、福祉人材の確保についての知事の見解をただしました。
次に、かみね議員は、淀川水系河川整備計画案にかかわって、桂川嵐山地区の治水対策について質問。計画案が「戦後最大洪水に対応した整備」として桂川嵐山地区の流下能力を3倍以上に引き上げる大規模な掘削を行なうことは、住民の中でほとんど議論がされていない。また、景勝地・嵐山の景観や自然環境、親水性を大きく損なう恐れがあると指摘しました。そして、「整備計画案の決定にあたっては、地元住民の意見を十分反映するとともに、河道を大きく掘削することは避け、流域全体の治水計画を検討すべき」と知事に求めました。
また、かみね議員は、「週10時間講師ならわずか6万7千円でボーナスもない。週28時間の定額講師でも月収17万余り」という臨時教職員の問題について、「定数内の常勤講師は正規教員へ、非常勤講師も正規の教員に計画的に採用していくべき」と求めました。
10月1日、9月定例議会本会議で、日本共産党の上原ゆみ子議員(京都市伏見区選出)が一般質問に立ちました。
上原議員は、来年度見直しされる介護保険制度について、家族で介護を支えるために離職や転職を余儀なくされ、悲劇まで起こっている事例も紹介し、「社会が支える介護とは逆行している」として、実態を調査して対策を講じるよう求めました。また、特別養護老人ホームの施設整備の遅れや、地域包括支援センターの人手不足の実態を示し、見直しにあたり、ふさわしい計画と支援策を求めました。さらに、介護労働者の劣悪な労働条件と人材不足に言及した上原議員は、「国の責任で介護労働者の賃金はせめて3万円引き上げるべき」と党の政策を述べました。そして、後期高齢者医療制度と介護保険の保険料天引きで、とても生活できないというお年寄りの訴えも紹介し、「介護報酬の引き上げは、保険料の引き上げでなく、国の負担を元に戻すことで」と求めました。
このほか、上原議員は高次脳機能障害や、脳脊髄液減少症への支援について質問しました。
上原議員の質問と答弁の大要はこちら
9月定例府議会では、29日、30日の本会議で代表質問が行なわれました。日本共産党府議団からは、新井進団長(京都市北区選出)が初日の代表質問に立ち、山田知事が答弁しました。
新井議員は、パネルも掲げ(写真)、自民・公明政権のもと、収入減、負担増、物価高の「三重苦」にあえぐ府民の暮らしを守る政治への転換が求められていると強調し、事故米や原油高騰、非正規雇用などの問題を取り上げ、知事に府の対策、支援策の強化を求めました。
新井議員の質問項目は次の通りです。
・汚染米と食の安全について
・原油・穀物高騰対策について
・経済対策について
・雇用対策について
・医療・社会保障について
・財源問題について
・畑川ダムについて
・道州制について
9月定例府議会では、29・30日の代表質問に続き、10月1日、2日、3日と一般質問が行なわれます。日本共産党府議団からは、1日に上原議員が、2日に加味根議員が、3日に光永議員が一般質問に立ちます。それぞれのおよその時間と、おもな質問テーマは次のとおりです(時間は若干前後することがあります)。
●上原裕見子議員(京都市伏見区選出) 10月1日(水)2番目、午後1時40分ごろから
・介護保険制度について
・高次脳機能障害支援について
・脳脊髄液減少症について
●加味根史朗議員(京都市右京区選出) 2日(木)3番目、午後2時20分ごろから
・障害者自立支援法について
・桂川嵐山地区の治水対策について
・臨時教員の問題について
●光永敦彦議員(京都市左京区選出) 3日(金)2番目、午後1時40分ごろから
・公立病院改革プランについて
・難病対策について
一般質問はテレビ中継はありませんが、京都府議会ホームページでインターネット中継します。また、議場で傍聴されるときは、京都府庁議会棟の日本共産党議員団控室へお越しください。
日本共産党京都府議団、同京都市議団はこの間、原油・生活物資高騰が府・市民の営業や暮らしに与えている深刻な影響をリアルにつかみ、その打開策を進めるために、調査活動や経済団体との懇談などを行なってきました。
25日には、全京都企業組合連合会(全企連。45組合、1235事業所)との懇談会を開催していただきました。これには、日本共産党京都府委員会の成宮まり子国政委員長も参加しました。
全企連の大嶋喜好会長は、全企連の活動を紹介し、「京都の中小企業は大変な状況。抜本的な支援が必要。一歩でも半歩でも目に見える支援が実現するようお願いしたい」とあいさつされました。新井進府議団長は、府・市議団で行なってきたこの間の原油高騰問題での取り組みを紹介し、府の対策に直接補てんがほとんどないことを指摘、蜷川府政時代の経験も紹介して、「京都府中小企業振興条例」の必要性を力説しました。山中渡市議団長は、定数1で勝利した南区市議補選にもふれ、「新しい力関係を生かしてがんばる」と、この間の活動や論戦、9月補正予算案の特徴などを報告しました。24日に発表した市議団の見解、「市民生活の未来を破壊する『京都未来まちづくりプラン』も紹介しました。
全企連の参加者の方々から、建築や陶磁器関係などさまざまな業種で、長期にわたる不況の中で中小・零細化が進み「貧困化」が進行している実態が出されました。また、11月9日に、西陣のまちづくりと西陣織振興を進めてきた方々が結集し、ユニークな「西陣シンポ」を計画していることも紹介されました。
最後に、成宮まり子国政委員長が、懇談会のお礼を述べるとともに、この日発表された日本共産党の総選挙政策も紹介し、大企業中心・アメリカいいなりという二つの政治悪をただし、経済政策の軸足を家計と内需に切り替える重要性を強調しました。