7日、安保破棄実行委員会や労働組合、市民団体など17団体17人のみなさんが京都府庁を訪れ、知事に対して『危険な米軍輸送機「オスプレイ」の搬入と配備の撤回、および国内飛行訓練中止を求めての要請書』の申し入れをおこないました。
全国知事会(会長、山田京都府知事)は7月19日に、オスプレイの安全性や事故原因、飛行訓練による周辺住民への影響等について、関係自治体の意向を十分尊重して対応するよう決議を上げています。搬入された直後も、「遺憾である」との声明を上げたことについて、全国知事会会長である京都府知事自身が配備そのものに反対の意志表明をしてほしいとしたものです。
対応された総務調整課参事は、防衛は国のことだが、住民の安全は自治体の仕事。決議に沿った政府の対応を求め、知事会中心に対応していくと述べました。
参加者からは、「防衛庁からの説明を京都府は受けていない、受けるべきだ。」「防衛ではなく防災として、待ち受けるのではなく国に説明を求めるべきだ」「航空法ではオートローテーションが欠如しているものは飛行させてはならないとしている」など出されました。
総務調整課参事は、今日のみなさんの要請書やご意見は知事に伝えると述べました。
申し入れには浜田良之府議(日本共産党京都府委員会平和運動部長)が参加しました。
7月27日党議員団は、あんしん修学支援制度と国の高校就学支援金の1.5倍加算の適用について、府知事に申し入れを行ないました。(申し入れ分は別途)
理事者からは、「国の新制度によって、昨年まで就学支援金の適用になっていた世帯についてはすべて救済される。また、今年2月に出した通知によって新たに適用になった世帯で新基準では不適用になった世帯については1年限りの特例措置を適用する。京都府のあんしん修学支援事業についても、国の方針にあわせる方向で検討する」との回答がありました。党議員団は、保護者のみなさんへの周知を急ぐとともに、相談に応じられる窓口を設置するよう求めました。
申し入れには、前窪義由紀団長、西脇いく子、浜田よしゆき各府議が参加し、府の文教課長、文教課副課長が応対しました。
申し入れ文はこちらから
7月15日未明の大雨で、京都市北区、右京区、左京区や亀岡市で大きな被害が出ており、府会議員団は被害調査と復旧への活動に全力を挙げています。《続報》
7月19日早朝には、日本共産党の吉田幸一(衆議院四区予定候補)と島田敬子府議は、15日の集中豪雨で山肌が崩れ客殿と棟続きの権現堂が土砂で埋まった右京区愛宕山山腹の月輪寺を訪れ、住職の横田智照さん(65)から被害の状況や要望を聞き被害調査を行いました。月輪寺は天台宗の古刹で、国の重要文化財8点を始め貴重な文化財が多数ありますが、愛宕山口から登山道を約1時間かけて登ったところにあり、現在も復旧のめどが立たず、危険な状況が続いています。
島田敬子府議は、住職の要望を受けて4月に寺を訪問調査、集中豪雨が起これば山腹が崩壊しかねない危険な状況にあることを京都府など関係機関に伝え、対応を求めていたところでした。
住職からは「やっぱり、心配したことがおきてしまった」と、崩壊した山腹の修繕、防災道路の整備などの強い要望と、寺の改修、重要文化財を収蔵している宝物殿の改修などへの支援をぜひして欲しいと話されました。
京都市北区では、15日早朝から浸水した衣笠開き町を穀田恵二衆院議員と浜田良之府議、井坂博文市会議員が調査、日本共産党京都北地区委員会のボランティアとともに復旧に取り組みました。
左京区では、光永敦彦府議が原俊史2区予定候補、樋口英明市議とともに市原、静原、岩倉などの被害を調査、要望を聞き取り土木事務所に対応を求めました。
日本共産党京都府会議員団は7月17日、亀岡市会議員団(田中豊団長、5人)、地元党支部と15日の豪雨被害で3軒の住宅が損壊した亀岡市曽我部町南条、重利両地区を調査しました。
南条地区では沢から流れ出た土砂や倒木、倒れた電柱や流された車、倒れた電柱で壁や窓が破壊された住宅など甚大な被害に見まわれていました。両議員団らは土砂の除去や重機による流木撤去など復旧作業にあたっている自治会関係者や住民から被害状況や要望を聞きました。また、府南丹土木事務所で被害状況を聞き取りました。
調査には、光永敦彦、馬場紘平両府議、田中豊、馬場隆、苗村かつよの各市議が参加しました。
6月定例府議会報告会を自治体要求連絡会との共催で7月13日に行いました。
岩橋祐治総評議長(自治体要求連絡会代表)が開会挨拶を行い、国政が揺れ動くなかでの議会で、大飯原発再稼働を関西広域連合が容認したこと、一方で原発反対の運動が20万、100万人(全国の運動)となっている。国を動かすことにつなげるには選挙という形で政治を変える、一点での共同を広げ「原発ゼロ」を目指そうと呼びかけられました。
続いて、光永敦彦議員団幹事長が「議会を終えての談話」を中心に報告しました。
「議会を終えて」の談話はこちらから
参加者からはこの間の取り組みの報告や要望など出されました。
高校制度改革、府立与謝の海病院の京都府立医大附属化問題、地方主権改革により社会福祉等の権限が市町村に移管される問題、京都式少人数学級のあり方、中学校校給食、多岐にわたった発言が相次ぎました。
また、住宅リフォーム助成を秋田県など実施しているが、県民の生活を少しでも良くしようとの思いを感じる。京都はどうか、市町村合併後の北部の人口減で所得再生産もできない、仕事興しなど支援が必要とされるが、京都府知事の現場の実情や声への認識不足を不満に思う、など共通して出されました。
閉会挨拶を前窪義由紀団長が行い、激動の政治状況のなか、みなさんのご意見を元に議員団としても府内をくまなく調査し、ともに要求実現のため奮闘したいと述べました。
6月定例議会での代表質問と一般質問の「質問と答弁」を掲載します。紹介記事と合わせてご覧ください。
代表質問 西脇いく子議員・山内よし子議員
質問と答弁はこちらから
一般質問 迫 祐仁議員・ばばこうへい議員・浜田よしゆき議員
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