2月14日に府政と教育を考えるタウンミーティング「子どもが行きたい学校どうつくる?―不登校から考える」を同実行委員会と府会議員団が共催でおこないました。ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。
千葉工業大学の福嶋尚子准教授から「子どもが行きたい学校どうつくる?―不登校から考える」をテーマに講演をして頂きました。
講演では、不登校児童生徒数が戦後どのように増減し、不登校に対する社会の認識の変化やその時々に教育行政がどのように対応してきたのかについてお話がありました。そして、現在の不登校児童生徒数の子どもたちの中での割合は、戦後直後の時期と概ね同じくらいの割合になってきており、「この状態は、その子たちが適応できないで済ませてはいけない」と指摘されました。
また、2016年に制定された義務教育機会確保法と2023年の「COCOLOプラン」は、休養の必要性を言うものの、既存の学校教育に戻る事を前提にした「休養」となっている点を指摘し、不登校の子どもたちが代弁している生きづらさが教育の中に構造的に生み出されているとすれば、それを見直すことで、全ての子どもと教員が生きやすい学校を作ることはできると話されました。そして、他者との比較にもとづく「自己有用感」ではなく、ありのままの自分を認められる「自己肯定感」を子どもにも大人にも育むことが大切だと話されました。
講演の後は、浜田よしゆき府会議員から、不登校をとりあげた12月定例会での森議員の代表質問の内容や、教育条件整備について府議会での論戦の内容を報告しました。
質疑応答やフロア発言では、元教員や現職教員の方による学校現場の実態の報告や、高校生、不登校の子どもの保護者、フリースクール経営者、社会保障推進協議会の藤井伸生さんなどから活発な発言がありました。そこでは、不登校と学級規模・学校規模との関連や学校での子どもたちの生活の細かなルール化による息苦しさ、高校や支援学校での不登校の実態など、様々な視点からの発言がありました。
参加者からは「親と子への支援があってもマクロが整わなければ変わらないという所に共感しました」「子どもが行きたくなる学校へ大きな方向性が見えてきたような気がします。少しでも子どもたちが安心して楽しく学校に通えるように活動できたらなと思っています」などの感想をお寄せ頂きました。












